松柏科 松譜
引用
『松柏科 松譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-17209)
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ID
M2005033019533736891
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
松柏科 松譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 139 松柏科 松譜
巻次
139-114
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
{マ四、朱書}/ヒメコマツ、五鬚松ノ一種、信濃、飛騨、下野、越中、陸中、岩代、越後、土佐等ノ産、{【十年博覧会解説】、朱書}、深山中ニアル者能ク直聳ス、多ク山腹ニ生シテ深谷寒湿ノ地ニ適セス、効用、其材白質ニシテ中心淡黄ニ微紅ヲ帯フ、木理疎ニシテ軟ナリ、■■■■充ツヘシト雖トモ、他ノ松材ニ比スレハ朽敗ノ較速ナルヲ以テ下等品トナス、然レトモ食盒(チウバコ)ノ類ヲ作リテ漆髹ヲ施サハ、他材ニ劣ルコトナシ、又碓杵(ウスキネ)トナスニ宜シ/{マ四、朱書}/ヒメコマツ、五鬚松ノ一種、井手村字カンナリ、{【十年博覧―――(会解説)】、朱書}、外皮松ニ似テ差滑ナリ、凡廿年ヲ経テ用材トナス、宜ク冬期ニ伐ルヘシ、柱脚等ニ用ヒテ良シ、材質ハ扁柏(ヒノキ)ニ類ス、湿ニ値ヒテ朽爛セス/松、黒松(ヲマツ)【四川名勝志】【広群芳譜】、赤松(メマツ)【花鏡】、十津川、西川、寒納川ニ多シ、土人斧ヲ以テ大樹ヲ截、脂ヲ出サシメ、冬月採納ム、広東新語曰、永安県自白溪以東道傍多古松、樵火所燔膏液注、往々凝結成芝菌、大者加盤色瑩、白松或被斫横臥、鱗甲四散、磴道為所凝、十津川ニテハ生樹ヲ斫テ採、其脂白ニシテ美也、【和州吉野郡中物産志 下】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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