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松柏科 松譜

引用
『松柏科 松譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-17172)
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ID
M2005033019525636854
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
松柏科 松譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 139 松柏科 松譜
巻次
139-077
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
松、五雑組曰、凡木皆以冬落至春而後発葉、松栢独以春抽新葉既長而後旧葉黄落、今南中花木有易葉者皆然、名物攷曰、説文云、松木也、従木公声、葉如針多、節皮粗厚、盤根参枝、四時常青、倘湖樵書曰、松木葉直而身曲、栢木身直而葉曲、松ハ下湿ノ地ヲ忌、若殖レハ其葉痺、正字通ニ晋語医和対趙文子曰揺木ハ不生危、松栢不生〓、註揺大木危高険〓者〓下湿也ト云リ、松材ハ外白色、処蠧ヲ生ス、中心赤色ノ処脂アリテ蠧ヲ不生、即油松也、ニコエマツト云、物理小識曰、買大松者貴其色頳、則鑿脳以蘇木胡椒、灌之通身皆紅、群芳譜ニ収蔵、凡書画匣櫃須用楸梓杉桫之類、忌油松内不用溱ト云リ、六研斎二筆曰、山中道者春時取松嬾頭去粗皮蜜漬之略煮、今蜜透勿太熟食之、香脆而益人、即早春ノミトリ也、群芳譜ニ三月収松花并台如鼠尾者、奇効良方ニ松花并台春三月取五六寸如鼠尾者ト云此也、遵生八牋曰、司空徒隠中條以松枝曰幽人筆○松毛【物理小識】、マツバ、松葉ハ末尖リ手ヲ刺ス、通雅ニ松葉、謂之鬣鉄ト云、咫聞録ニ取樹間松毛鋒利如針、刺足膿流而成穴ト云リ○乾松毛【農政全書】、カレマツハ、山堂肆考ニ落釵ト云リ、雍州府志曰、松葉倭俗書院并茶亭之庭、其下ニ撒枯松葉、是謂敷松葉、松葉貴赤色、所々雖有之、近江勢多山ヨリ出者為冝、其葉長大而其色淡紅也、土人推手来売京師、雲南通志滇南雑詠註曰、新正元旦民間採松針鋪地以代〓〓、名曰松衣、楚雄府名勝志曰、近郭之夷所居有房屋、無状榻以松毛鋪地而臥、四川名勝志曰、九種志云〓〓人性最悪云云、礼酒席鋪松毛于地盤脚坐松上男女分席○松球、チヽリ、一名マツノツクリ〈筑前博多〉、正字通ニ松樹結実状
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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