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松柏科 松譜

引用
『松柏科 松譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-17113)
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ID
M2005033019515236795
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
松柏科 松譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 139 松柏科 松譜
巻次
139-018
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
松樹に生するやに也、松節、まつのふし、松〓、ちやん、田村氏の説に二種ありと云、古渡のちやんハ橄欖木を焼て取りたる津液也、新渡のちやんハ荷蘭人の説に松の枝を焼て津液をとり作ると云、故に古渡と新渡とハ効能大に異也、古渡のちやんハ魚毒を解すに用ひ妙也、新渡のちやんハ膏薬の内へ入る許り也、又世間にてちやんと称する物ハ胡麻の油に松脂を煉合せたる物也、薬に入れすと云へり、松葉、まつのは、松花、まつのはな、四月比ろ花を生す、黄色にして粉あり、血を渋らす切あり、大に下血する者に用ひて甚よし、木皮、まつのかわ、松実、果の部に出す、艾納、草部苔類に出す、松蕈、菜部に出す/{【名物摭古小識 三】、朱書}○万都、今同、出記紀万字鈔深丹倶用松字、万有――能波奈即―花也新朗咏集載藤伊周―花色十回句後世拠之設附会説或称トカヘリノハナ、拾遺有――カサ―毬也、万多麻――因生此物乎、鈔載――乃美為―子宇川保物語列食菓者今朝鮮――子乎、続後紀飛騨貢―実者同物乎、今ヒタ――乎、鈔載――也、仁為―脂式有年料、古今載――ノコケ詳比加介條、鈔丹載――保等倶為茯苓雲既出、拾遺載――タケ、今同、時珍称―蕈、落窪物語載ゴエウノ――、今同、枕冊子単曰コエウ、鈔為五葉―又作五粒―
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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