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雑纂

引用
『雑纂』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-16278)
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ID
M2005033019363235960
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
雑纂
別タイトル / 旧書名
Vol. 144 雑纂
巻次
144-180
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
水仙、本草曰こえ地にうふれは花さかん也、やせ地にハ花なし、五月の初根をほり出し、わらん■の小便に一夜ひたし、ほしてあたゝかなる所にかけおくへし、又其まま置てもよし、ひきくして湿ある地によろし、篤信曰居家必用にもほりて小便に一夜ひたすとあり、畦を作りて大小各別にうふへし、肥土にうへ、其上に糞土をおほふへし、小者に花不開、養事数年、其根大にして花開く、千葉あり、金盞(サン)銀台あり、金盞銀台よし、諸書皆九月初に植とあり、但陽地にうふれは白露の後に生す、故に八月の節の初に植へし、糞は人糞馬糞小便よろし、今人多くハ七月に植、倭俗のうへやう一説あり、五月の頃ほり出し土をふかくほり、馬糞を多くうつミ、其上にふるむしろを敷、其上に肥土を置て水仙をうふへし、しけきによろしからす、夏の間も其儘うへおきて害なし、うへ付にすへしといへり、根より側子を生するをは分ちうふへし、陽地の南にむかへる所に種(うふ)れは花をひらく事はやし、すすがややけ土かまとの土なとを以ておほへは、十月にはやく花さく、中華の書にハ湿地にうふとみへたり、然とも湿なき所もよし、ほり出さす其ままにうへつけにして、隔年にほり出し分ちうへてもよし、植るに根の間しけけれは花不開、間四寸許なる
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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