雑纂

日本語

西瓜、海士郡布引ヲ名産トス、顆小ニシテ破アリテ味甘美也、｛【紀南六郡志】、朱書｝、其他産不及之○備前種、大者皮厚肉少シ皮色黒、アカダネ、皮色浅ク円ニシテ核■色也○黒種、中西瓜也／｛ス廿六、朱書｝／西瓜粕漬（すいくわかすづけ）、｛【四季漬物早指南】、朱書｝、西瓜（すいくわ）の花落（はなおち）若（わか）きうちに取（とり）て丸（まる）のまま粕につけるなり、是（これ）も花丸漬（はなまるづけ）の仕法（しはふ）にしてつけるなり、紀州若山（きしうわかやま）より出（いづ）るを名物（めいぶつ）とす○【漬物早指南　二十二】／ス廿五／○西瓜、厚逑、而子有紅黒、其先西域種也、曰西瓜比西瓜而長大曰東瓜（而瓜実在地曰土■、抹消）【撫州府志　巻之八】／西瓜、甘寒宜暑食【太平府志　巻十三】／西瓜（スヰクハ）〈摂津国西成郡市岡新田〉【日本地誌提要　一】