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楊柳科 柳譜

引用
『楊柳科 柳譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-15479)
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ID
M2005033019172735161
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
楊柳科 柳譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 123 楊柳科 柳譜
巻次
123-074
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
【詩経名物弁解】○右同書楊柳依々、小雅采薇章、朱註楊柳蒲ノ柳也△前ノ蒲ノ條ト同シ、照シ合スヘシ、後世ハ楊柳ト云ヘハシタレヤナギノコトナリ、隋煬帝御筆者賜垂柳姓楊曰楊柳ト云コト開河記ニ云ヘリ、此ヨリ始メテ楊柳トツヾケテシタレヤナギノ名トナレリ/{【蝦夷草木志料】、朱書}○シユス、ヲシヤツナミ、ヤナギ、矢の木といふ事なりといへり、按に仲道内大臣の射法本記に鳳闕記聞を引て言、古ハ箭ハ柳を以すとミへたり、比爾雅の〓に楊可為箭■といふ、蓋しこゝに出、柳【本草】夷の俗に柳木を削、茅花の如にして神を祭り、比をその休とすといへり、また人死すれハ土中に葬てその削木を上に樹といふ、比削木をイナヲといふといへり、古今集にけつりかけたる作り花をけつり花といへり、又新千載集に仏名の菊の花といへるハ延喜式御仏名条に菊の削花二枚とらへたり、新続古今集にひめの山にかたわきてけつり花忘ける事侍るにかたきかたにをミなへしを作りたりけるともミへたり、蜻蛉日記にいふ削木もおなし、又正月門戸に柳を挿むハ歳時記によるのミ、夷(ヒナ)にて柳をもて幣帛にせし、削木もまたゆゑあるなり、シヤマンヘにていひしシユスハ楊なり、今云カハヤナキ又カチハラにてハ是をヤイニといふ、またノホリヘツにていふシユスハ楊の属なり、夷人楊柳ハ皆渾していへり/一枝楊、苗木、{武田ノ清国紀行、朱書}楊柳ノ種類ナレトモ庭園の籬ニナスニヨシ、霜雪ノ為ニ枯レス、四季青々タリ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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