栗科 栗譜
引用
『栗科 栗譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-14872)
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ID
M2005033019041634540
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
栗科 栗譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 120 栗科 栗譜
巻次
120-048
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
栗、クリハ黒キト云意也、丹後栗、一名料理栗、一名テヽウチ栗、上品也、漢名板栗也【綱目】、一種一苞ノ内ニ只一ツニ円キ栗アリト云ハ、一ツノ毬ノ中ニ円ク一ツ入リシヲ云、一ツ実ノ栗、或ハ一栗ト云、ヤハリ常ノ栗ノ中也、小ナルモノ也、本綱ニ独顆栗子ト云テ薬用ニスルコトアリ○栭栗ハサヽ栗、或ハ紫栗ト云、小木ニシテ実ヲ生ズ、実ノ形モ小也、天台山中ニ多シ、五六尺ヨリ丈余ニ至テ能ク実ノル、食経ノ杭子ト云名ヨク充ル、又恭説茅栗ト云モ佳也、{【大和本草会識】、朱書}{ク一、朱書}/○栗、越後岩船郡■原村字大道、実ハ桶或ハ櫃等ノ中ヘ入砂ヲ十分ト入、是ヲ砂囲ト云、貯蓄一ヶ年ヲ至ズ、烹炙シ食フヘク、又■熟シテ砂糖、葛粉ヲ和シ菓子ニ造ルヘシ、一年代十円、{【十年博覧会解説】、朱書}/{ク一、朱書}/栗、クリ、{江西人亀協従、朱書}、丹波名物也、形甚タ大也、テヽウチクリト云、テヽウチハ手ニ手ニトルト云義也、亦一説ニ出テ落ケタリト云意也ト、自然ニイガヲ脱シテ落ツ、大ナル故ニ集解ノ板栗ニ充テヽ可也、京ノ山ノシバグリト云ハ三四分ノ小実也、木四五尺アリ、又モチクリト云、集解茅栗是也、一名糠栗【鎮江府志】、一種ミタビクリト云アリ、枝柿ノ如ク下垂ス、実ハ小サシ、漢名未詳、越後ニ三度クリト云アリ、又山クリトモ云、一年ニ三度実ノル、二度メ三度メハ細小ニシテ食スルニ任ヘス、形ノミ也、木実共ニ小ニシテシハクリノ類也、漢名未詳、上野、下野、伊予ナトニモアリ、栗ノ三ツアル中ノ扁クシテ実ナキヲクリノヲバ、クリノシヤクシト云、栗楔是也、本条一名籩実【事物異名】、天台道果【同】、華林異果【同】、汝水霜苞【同】、伊別嘉果【名物方言】、員栗【尺牘双魚】、河東飯【清異録】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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