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茅荑科

引用
『茅荑科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-14568)
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ID
M2005033018580134236
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
茅荑科
別タイトル / 旧書名
Vol. 117 茅荑科
巻次
117-052
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
五倍子枝、もしくハ葉をせんして染ることになりたれは、色もうつくしく臭みもなしとなり、是も橡の名を失はぬまゝに称し来るハ是元来黒字をさけて橡と称する故、実をもてなり、或云、空頂黒幘といふ事あれは、黒字をさくるとのみいふ事あるへからん、いかゝ、答云、黒海衣といふをさくるのみにしてあへして余事にいたるへからす、黒戸の名もありなつみて論することなかれ、或云日本紀持統天皇七年詔令天下百姓服黄衣奴婢皀衣とあり、かくの如くなれり、凶服の橡も奴婢の橡とおなしく橡をもて満る歟、夫を天皇の凶服に用らるも隠ならす、又村上元暦八年正月廿二日侍臣女房等出修明門外除素服着皂衣といへるも橡の衣也、かくの如く上下ともに同色を用ひ吉凶服混誰すと云へし、いかゝ、答云、凡位袍の色階席古今相改り、似て非なるもの紛々たり、天皇錫紵は素服といのにおなし、錫ハすゝにて色抄黒色に白みあり、紵ハあさといふ字なれは色地によりて名つく素服あらしとしてもろもろかさりすへてなき故なり、喪葬令に錫紵細布也、即浅黒色を注せり、是墨の色にして麻布の地也、続紀仁明天皇承和七年
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
「伊藤圭介」の朱印
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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