殼斗科 椿木科
引用
『殼斗科 椿木科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-14047)
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ID
M2005033018440233053
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
殼斗科 椿木科
別タイトル / 旧書名
Vol. 113 殼斗科 椿木科
巻次
113-084
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
ウカバ、一名アブキ木、又手カバト云、北山、善鬼山中大台山西ニ多シ、樹高者丈許廻リ一二尺、皮黒クシテ白キ処アリ、剥ハ桜皮ノ如ク厚クシテ裏褐色ニシテ肌肉ト分レアリ、肌肉ハ淡黄色、倶ニ乾シテ焼ハ脂アリテ(焼ヘク、抹消)燃ルコト桜皮ノ如シ、新枝緑色、葉繁ク互生シ柃(ビンヤコ)ニ似テ短ク、鋸歯浅ク厚クシテ、面深緑色光アリ、背緑色、四時不凋、五月葉間細茎出、緑色細枝ヲ分、二分許ノ白花ヲ開、円弁五出、短白蕋アリ、【和州吉野郡中物産志 下】/{シ二、朱書}樺皮、ウタイカハ、〈武蔵国多摩郡〉、{【十年博覧会――(解説)】、朱書}採収此木深山中ニ自生ス、秋分ノ際剥鎌(ハギカマ)ヲ以テ木身ヲ竪劃(タテニキル)シ指頭(ユビサキ)ニテ皮層ヲ剥キ取ル、村民常ニ篝火(カヽリビ)ノ料トナス、烟燄(ユエン)稀、淡ニシテ能ク燃エ、風ニ触レテ消滅セス、火焼尽レハ全ク死灰ト為リテ復(マタ)余燃ヲ遺(ノコ)サス/ウダイカンバ/也之也乃支、元禄中義公始種于常陸、見于桃源遺事今無所見、【常陸物産志 十二】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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