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殼斗科 椿木科

引用
『殼斗科 椿木科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-14021)
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ID
M2005033018432432990
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
殼斗科 椿木科
別タイトル / 旧書名
Vol. 113 殼斗科 椿木科
巻次
113-058
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
ス、南方平地ニ植ルモノ活シ難シ、[実植]子種ヲ下シテ生ス、[苗植]山中自生ノ小木ヲ取リ、畦圃ニ培養スル、一年ニシテ移栽ス、[〓条]〓挿シテ最モ能ク活ス、[材質]白材微赤、肌理細美ニシテ堅硬ナリ、暈様ノ黒斑ヲナス者アリ、是レ朽質ニ属ス、朴樹ノ類ニ同シ、[効用]其材ハ匣箱及櫛ヲ作ルヘシ、或以薪柴トナス、其皮ヲ剥テ短冊トナシ、或ハ合箱ヲ縫ヒ、又諸物ヲ包裏シテ竹籜ニ換ヘ、組索ヲ作リ、炬燭トナス、水ニ遇テ滅セス/白樺木(シロカンバ)、シロカンバ、一名大峯ハヅサ、前鬼、ト云、釈迦嶽ノ頂釈迦堂ノ西、後也、及隠シ水楊枝山ノ間多ク材ヲナス、釈迦嶽頂上風烈ヲ以テ樹短小也、西渓間ニハ大樹アリ、楊枝ハ極テ大ニシテ一抱ニ及ブアリ、高二三丈、皮黄白色、初夏ノ後葉ヲ生ス、シデノ葉ニ似テ本濶ク末窄ク尖リ鋸歯アリ、茎ニ互生ス、六月葉間ヨリ寸許ノ細茎出、ハヅサ及シデノ花ノ如シ毬ヲナセル花アリ、緑色、鱗甲ノ間ニ白花アリテ細也、池北偶談云、長白山脚下見一処周囲林密中央平垣而円、有草無木、前面有水、其林離住札処十里方画処有白樺木、宛如栽植、楊枝山中亦此説ニ同ク如栽植、陜西名勝志曰、謂源県白樺嶺石県南界路通岷州嶺上多生此樹、故名五雑廻、余在青州持官、炬皆以鉄籠盛樺皮、焼之易燃而無烟也ト云、【和州吉野物産志 下】/樺(カバ)細工〈羽後国仙北郡角館町〉【日本地理提要 三】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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