胡桃科
引用
『胡桃科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-13841)
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ID
M2005033018383232554
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
胡桃科
別タイトル / 旧書名
Vol. 111 胡桃科
巻次
111-044
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
胡桃、郷名クルミ、羗桃、核桃、{和名久流美、朱書}●頌曰、胡桃生北土、今陜洛間甚多、大株厚葉多陰、実亦有房、熟時采之、出陳倉者薄皮多肌、出陰平者大而皮肥急捉則碎、汴州雖有実不佳、江表亦時有之、南方則無●時珍曰、胡桃樹高丈許、春初生葉長四五寸、微似大青葉、両々相対頗作悪気、三月開花如栗、花穂蒼黄色、結実至秋如青桃、熟時漚爛皮肉、取核為果、人多以欅柳接之、按劉恂嶺表録云、南方有山胡桃、底平如檳榔、皮厚而大堅、多肉少穣、其殻甚厚須椎之方破、然則南方亦有、但不佳耳●大和本草曰、胡桃(クルミ)三種アリ、鬼グルミ円ク皮厚シテ堅ク破リガタシ、肉少シ、本草ニ此ヲ山胡桃ト云、炭火ニテ少ヤキ、水ニ入テ取アケ急ニ合タル処ヲ打クダキ、ミヲ取、姫クルミハ扁クシテ皮薄シ、鉄槌ニテ側ノ合クル処ヲ打破ヤスシ、肉多油多シ、味鬼クルミニ勝レリ、鬼クルミハ形醜シ、姫クルミハ形ヨシ、故ニ名ク、又朝鮮ヨリ来ルアリ、殻薄シテワレヤスシ、肉多シ、最為佳品、孟説曰、胡桃食之、令人能食通潤結脈骨肉細臓、今按胡桃良薬也、其功多シ、本草附方可考●用薬須知果部胡桃、朝鮮グルミ●一本堂薬選曰、胡桃俗呼孤児密(クルミ)、和名朝鮮クルミ、是ヲ上トス、和ノクルミハ山核桃ト名ツク、俗ニ鬼クルミト呼、功用大抵相同シ、又ヒメクルミアリ、本草イヘル、陳倉ノ胡桃是ナリ、時珍賢蔵ノ形ニ比喩スルハ正ニコレヲサスナリ/胡桃(クルミ)、博物志ニ云、張鶱外国ニ使シテ帰ル時胡桃ヲ得タリ、【漢事始 巻六】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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