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蕁麻科 楮栲譜

引用
『蕁麻科 楮栲譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-13330)
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ID
M2005033018271131971
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
蕁麻科 楮栲譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 107 蕁麻科 楮栲譜
巻次
107-062
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○たふ、太布の音也、たふぬのといふハ重言なりといへり、されと信濃国伊奈山中にいふたふぬのハ楮の皮もて織て服とす、或ハ栲(タク)布の遺れる名にやともいへり、又一説に津軽の辺にいふハ即けふのほそ布也といへり○【利米亜洲】に大布と名け狼状の如き者あり、其身を獣にして其手足を人にす、専ら人の墓を穴(ホ)り人の屍を食と見へたり○材にたふといふハ櫞樟の品也○堪をよめり任をよむハ公任の類能をよむハ長能の類、任ハ史正義に堪也と見ゆ、堪任とも連用す、能通して耐に作る、漢書の注に耐ハ堪也とみへ、又堪耐と連用こと勝も同し韻会に任猶列く枕立なりとミゆ、皆たへとはたりけり、不耐不勝をたへすとよむも是也、うきにたへぬハなミた也けりといふもこらへぬ意涙不禁とミゆ、医書に小便もれやすきをも小便不禁といへり、右ハ【和訓栞巻十四】ニ出/○梶(カチ)此字未検得、蓋倭字歟、世俗七月七夕ノ時以此葉書詩歌献之二星、又呼為舟楫誤也、【下学集】/穀、玉篇云楮、都古反○今本玉篇云楮丑呂切在八語、属徹母都古反、在十姥属端母、音韻皆不同、此所音恐誤穀木也○今本木部引説文曰穀也、唐韻云穀、音穀加知○下総本有和名二字、木名也○広韻同南山経据揺之山郭注穀楮也、皮作紙、説文楮穀也、小雅鶴鳴陸疏、今江南人以其皮擣為紙謂之穀皮紙、絜白光輝【箋注和名抄】/穀、カチ、【東雅】ニ説出ツ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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