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蕁麻科 楮栲譜

引用
『蕁麻科 楮栲譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-13289)
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ID
M2005033018260931930
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
蕁麻科 楮栲譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 107 蕁麻科 楮栲譜
巻次
107-021
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
紙〈長門国阿武、美祢二郡〉【日本地誌提要 五】/楮(カフゾ)〈大和国葛上、葛下、宇智、吉野、十市、城上、宇陀、山辺八郡〉【日本地誌提要 壱】/楮〈石見国那賀、美濃、鹿足三郡〉【日本地誌提要 五】、楮〈美作国大庭、真島二郡〉【日本地誌提要 五】/百七六(■■■、抹消)、楮、{【松前志】、朱書}是樹亦植之根付ヨシ、然トモ漆ト異ニシテタモチカタク枯傷シヤスシ、茶樹亦同シ/楮、かぞ、かうぞ、楮桃樹【救荒本草】、扁穀【通雅】、{(潅)、朱書}/集解に楮と構とあり、元一類二種なり、楮ハ諸国に多く栽て紙に作り出す、樹高さ丈余、皮の肌桑に似て黄白の斑文あり、葉も又桑に似て片方へ岐をなすもあり、両方岐をなすもあり、又円葉にして微し毛もあるもあり、皆一樹にして変葉をなす、夏月葉の間に円き実を結ふ、形指頭の如くにして紅き蘂あり、これ蘇恭の説の斑穀なり、備急本草の図に又なき物を滁州楮実と云、又あるものを明州楮実となす、一種、葉の形状もみし桑に似て背に微し毛あり、一種、ひめかうぞ、いぬかうぞ〈城州〉、やこぞ、葉の形かうそに似て窄く微し毛あり、以上三種ともに皮を剥て紙に造る、構、かぢ【和名鈔】、かぢのき、穀桑【通雅】、{(潅)、朱書}、樹高さ丈余に至る、樹皮桑に似て斑文なく、葉も桑に似て両面共に微毛あり、大さ五六寸、葡萄の葉の如く夏月実を生す、小指の大さにして長さ一寸許り、熟すれハ赤し、蘇頌の説に葉如葡萄といふ是也、一種、樹皮ともにかちに似て葉の形円く先尖り実も円くして紅紫色の毛あり/四一、カヂノキ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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