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楡科

引用
『楡科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-13137)
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ID
M2005033018221731776
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
楡科
別タイトル / 旧書名
Vol. 105 楡科
巻次
105-080
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
蕪荑、一名莁荑、無姑、〓〓、木名楩、音偏{和名比木佐久良、朱書}●蕪荑生晉山川谷、三月采実陰乾●弘景曰今惟出高麗状如楡莢、気臭如狐、彼人皆以作醤食之、性殺虫置物中亦辟蛀、但患其臭●恭曰、今延州、同州者甚好●志曰、河東河西処々有之●頌曰、近道亦有之、以大原者良、大抵楡類而差小、其実亦早成、此楡乃大気臭、郭璞爾雅註云、無姑々楡也、生山中、葉円而厚、剥取皮合漬之、其味辛香、所謂蕪荑也、采実陰乾、用今人又多取作屑以芼五味、惟陳者良人收蔵之、多以塩漬、則失気味、但宜食品不堪入薬○珣曰、按広列記云、生大秦国、是波斯蕪荑也●蔵器曰、蕪荑気羶者良、乃山楡仁也●時珍曰、蕪荑有大小両種、小者即楡莢也、揉取仁醞為醤、味尤辛、人多以外物相和不可不択去之、入薬皆用大蕪荑別有種●用薬須知曰、蕪荑仁漢渡アリ、和ハ稀ナリ、ニレノ一種ニシテ実極テ臭シ、山楡ト名タルモノ是ナリ●詩経名物弁解、山有樞【唐風山有樞章】、朱註樞荎也、今刺楡也△朱伝爾雅樞荎ノ郭注ヲ引釈ス、樞ハ未的證アラス、試ニ論セハ説文楡有刺莢為蕪荑、多識編ニ蕪荑即樞莢耶(カ)ト云ニ據レハ、樞ト蕪荑ト一物カ、然レトモ爾雅無姑、其実荑郭注ニ無姑々楡、所謂蕪荑也トアルトキハ直ニ一物トモ定メガタシ、蕪荑昔京都ニ一樹アリ、実全似楡、但其気臭シ、此蕪荑仁也、今ハ無シ、又大倉州志ニ楡即樞也、今称据楡ト此ハ楡樞ヲ一物トセリ、何ノ拠ナルコトヲ知ラス、姑疑ヲ缼ベシ●一本堂薬選曰、凡撰莁莢以華舶貨来、大而気甚臭者為佳、勿用陳久者及小者々々、即山楡莢仁也、用時直■末入凡■■■■■■
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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