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大戟科

引用
『大戟科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12981)
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ID
M2005033018171431620
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
大戟科
別タイトル / 旧書名
Vol. 104 大戟科
巻次
104-037
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○コサイハ、葉ホソキアリ、実棗ノゴトシ、故ニ貝原氏大和本草ニ一条ヲ出ス、シカレトモ一物ナリ○和訓抄ニコサイハ、梓トアリ/ひさき、年山記聞に云、御釈に云、義公釈万葉集ありと聞つ、その中の御釈なるへし、久木ハひさしき木にて老木の義也、楸にはあらん、万葉第十九に梅桜をよめる内に「去年咲し久木今咲いたつらにつまきにおちんミるひともなくに」といふ歌の狭(ハサマ)れるも梅桜を内をよめるなる、また十一に浪間よりみゆる小島の浜久木ひさしくなりぬとよめるも楸なりともおもハれす、皆久木とのミ書て久しくとつヽけたり、代匠記になし、真淵の万葉百首解にはアカメカシハの楸となせり、これ古きまゝに順抄によるならん、いつれもよきによるへし、槃おもふに楸には咲といふへき花なし、【国史草木昆虫攷 巻之六】/ひさぎ、和名抄に楸をよめり、万葉集に久木と書り、久しきに堪る義なりといへり、俗にあかめかしはといふ、赤芽柏の義なり、伊勢の俗あかべの木といへり、禁中にて七夕に用ひさせらるヽをもて御菜葉とも菜盛柏ともいふ、李時珍説に唐の立秋ノ日、京師売楸葉婦女児童剪花戴之取秋意也といへるか如し、【和訓栞中篇 巻二十一】/楸葉ハ癱疸ノ奇薬ナリ、先年大和ヨリ癱疸ノミヲ療スル人出テ煎薬ノミ膏薬ヲ用ヒズシテ全功ヲ奏セリ、甚其方ヲ秘ス、後其人漂泊シテ東都ニ至リ、大ニ債ヲ負フ、一薬舗購フニ二百金ヲ以シテ遂ニ其方ヲ得タリ、即楸葉単煮ナリ、楸ハアカメカシハナリ、森立之【蘭軒医談 上】、{百六十(■、訂正)五、大戟科、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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