大戟科
引用
『大戟科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12967)
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ID
M2005033018164131606
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
大戟科
別タイトル / 旧書名
Vol. 104 大戟科
巻次
104-023
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
罌子桐、一名虎子桐、荏桐、油桐、郷名アブラギリ●蔵器曰、罌子桐生山中、樹似梧桐●頌曰、南人作油者乃岡桐也、有子大子梧子●宗奭曰、荏桐早春先開淡紅花、状如鼓子花成筒、子ゝ可作桐油●時珍曰、〓桐即白桐之紫花者油桐、枝幹花葉並類岡桐而小樹、長亦遅花、亦微紅、但其実大而円、毎実中有二子、或四子、大如大風子、其肉白色味甘而吐人、亦或謂之紫花桐、人多種蒔收子、貨之為油入漆家及艌船用、為時所須、人多偽之、惟以蔑圏蘸起如鼓面者為真、〓桐●蔵器曰、生山谷間、状似青桐、葉有椏、人取皮以漚絲●【大和本草】、右同書罌子桐、又荏桐トモ、油桐トモ云、ダマト訓スルハ非也、桐ニ似タリ、其実大毒アリ、不可食、実ニ油多シ、民用ヲタスク、此油ヲヌリテ青漆ノ如ニスル法アリ、本草に鼠ノ咬(カミ)タル処ニコノ油ヲヌル、又曰喉痺ニ水ニ和シテノドニ入テ搾リ吐スヘシ、或ハネリスリクダキテ喉ニ吹入テ吐スヘシ、皆有毒ヲ以テ病リ治ス/{ア十三カ、朱書}油桐、{【琉―(球)産物シ】、朱書}、本草載枝幹花葉並類岡桐而小樹、長亦遅花、亦微紅、但其実大而冂毎実中有二子、大如大風子、其肉白色味甘而吐人、亦或謂之紫花桐、人多種蒔收子、貨之為油入漆家及艌舩用、琉球土名桐油木/桐油(トウユ)ヲ作ル法、荏桐ノ油一升若ナクンハ胡麻芥子ノ油モ可也、石灰二合ヨク抹シテ油ニ合セ用ユ、右器ヲヌルニ四五遍ヌリテ能ホスベシ、{【大和――(本草)】、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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