寄生科
引用
『寄生科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12528)
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ID
M2005033018074131167
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
寄生科
別タイトル / 旧書名
Vol. 100 寄生科
巻次
100-033
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
つた、やとりき、ほよ、ほや【和名抄】、寄生、ホヤ、ヤトリキ【壒嚢抄】、蔦、ホヤ、{【和歌本草提要】、朱書}、【万葉】あし引の山の梢にはふつたのわかれしあまたをしきものかハ、【同十八】あし引の山のこぬれの保与とりてかさしつらくハちとせほくとも、【源氏宿木】ミ山木にやとりたるつたの色そまた残るこたになと少しひきとらせ給ひて宮へとおほしてもたをゐふ、やとり木と思ひ出てすハこのもとのたひねもいかにさひしからまし、【同東屋】宿木ハ色かはりぬる秋なれとむかしおほへてすめる月かな、つたハつたふる(伝)の訓にてはひつたふの義也、やとりきハ物に寄りて生ふるをいふ、世俗に諸木の朽株なとに異種の生ふるのミをやとりきと云ハ全からす、寄生は総称にて草本木本の種類あり、源氏の前本ハ草本也、一種つたとのみ名付る物本草に地錦として、秋紅葉して冬落る、三葉つゝに繁茂し、壁なとにつき生ふる物をいへり、此類亦葉を異にして数種あり、或は蔓茎に手を生して物につく物有、亦手もなく物に絡ふ物あり、はふ物あり、和名抄に絡石をツタとす、本草家絡石は定家かつらを充つ、今通称を以て本条とし定む、尚考へし、五葉のつたは俗にビンボカツラ/桑上寄生、久和乃保也、今案ニ久和乃也■利、元(キ)、[異名]寓(グウ)木【本経】、宛童(ントウ)【同】/寄生科百七九
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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