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瑞香科

引用
『瑞香科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-12318)
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ID
M2005033018032630957
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
瑞香科
別タイトル / 旧書名
Vol. 098 瑞香科
巻次
098-120
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
刈倒し置き能く乾燥たる時に火を放ちて此を焼き、其焼跡を深く耕起して土を和になし、雨後の潤ひあるを待ちて苗木を移し植へし、凡六尺四方の地に廿四本、一株二本宛、株より株の間一尺五寸宛の空地あり、斯の如くに植付なは一反歩七千二百本許なるへし、然れとも狭地に数多の結香を植付て一時に利潤を得んと欲するも又広園に僅少の木を植て永く利を得るも皆作人の意見に由りて異なるべし、高山嶮岨を植地となすときハ、山六合目まてをよしとす、片下なる処は深く植べし、自然と土流れて根を出す故に直に植て堅くふみつけ道時は速に活附ものなり、然して後耕耘培養をおこたらさる時は意外に成長するものなり、{【開農雑報】、朱書}/○結香種子採時并周囲の事、結香は初秋の頃に至り葉元に小豆粒程に花芽生し、次第に大きくなり、翌春に至りて下向に開花す、其形房の如く、頭幾粒にもわかり葩は黄色をおび、雌雄ありといへども撰分るハ益なし、唯勢気の薄き古る木ハ落花の後も実入宜しからざれば、若木の実をとるべし、南陽の地は五月の節四五日前をとり期とす、北陰の地ハ五月の中より半夏生に至るべし、尤も自然と木より落る時を見計ひて残らす取あげ、菰莚に包みて軒のひさしの少し湿気ある地に埋置べし、菰莚又ハ小俵につめる時ハ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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