樟科

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を試験せしものありて、尤も其食用に佳なるを述へ、且是を賞賛して古来欧米諸国にて賞誉せる橄欖油より遥優等なりといへり【中外木材新報　第七号】／かつら、かつらハみのる三五のくれと三井寺の謡にいへるハ李嶠一夜百詠の月ノ詩に桂ハ生三五タ蓂開二八時と見ゆといへり｛【和訓栞　六】、朱書｝○かつらをおるハ晋の郗説の故事より儒家の及等にいふ事なり、拾遺集に菅原ノ大臣の御母、久かたの月のかつらも折はかり家の風をも吹せてしかな○月の桂の事は酉陽雑爼にくわし○筑前国宗像郡桂潟ハもと異国退治の時勝浦と号す遠キ潟也、秋の夜のしほひの月のかつらかた山まてつゝく海の中道○阿波部も勝浦あり