狗骨科
引用
『狗骨科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-11585)
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ID
M2005033017484630224
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
狗骨科
別タイトル / 旧書名
Vol. 089 狗骨科
巻次
089-013
本文言語
日本語
内容注記
名称: イワキ, 学名: Ligustrum japonicum Thunb. var. spathulatum Mansfeld
翻刻・翻訳
有冬青与此同名、今方書所用冬青、皆此女貞也、近時以放蝋虫、故呼為蝋樹、[輔仁]冬生【釈薬】、索盧【大清経】、山節、青負、以上【兼名苑】、和名ミヤツコキ、一名タツノキ、庭際ニ多ク栽ヘ、或ハ籬トス、葉ハ楊桐葉ニ似テ両対ス、厚クシテ光アリ、冬凋マズ、芒種後枝梢ゴトニ四五寸ノ穂ヲ出シ、枝ヲ分チ白花ヲ開ク、大サ三分許、後円実ヲ結ブ、鼠矢(ネズミノクソ)ノ形ノ如シ、熟シテ色黒シ、故ニ俗ニネズミノフント云、実補腎ノモノ也/○リタンネ〈ヒロヽ〉、ネツミモチ、女貞【本草】、樹蛙蠧を生し蝋花を放つ、此を蝋渣と云、煎して虫造白蝋を得へし、寄生及その取法群芳譜にミへたり、{【蝦夷草木志料】、朱書}/女貞(ネツミモチ)、「レツトアイロンウード」赤鉄木ノ義、仝上、{小宮五左衛門、【十年博覧会――(解説)、朱書}、本島ノ申報ニ曰ク、此樹山中ニ多クコレアリ、又直立巨大ノモノアリ、木肌赤色ニシテ堅硬ナリ、島民多ク屋材ニ用フ、四季落葉セス、材質葉形トモニ内地ノ女貞ニ似テ喬大ナリ、棟桎船艦等ニ用ヒテ良材ナルヘシ、此会場ニ陳列スル本島木材中ニ於テ此ヲ以テ巨擘トスヘシ/ひさゝき、{【花名集】、朱書}、鼠のふんと云、野高木、葉は山茶花の葉によく似たり、少し大き花白く多く咲、実の後かす黒くねずみのふんの如く成てさがるなり/イワキノ一種/[実]モ九二、女貞亦通呼、冬青也、百廿三、狗骨科
科目
ゴマノハグサ目モクセイ科
来歴・典拠・由来
十年博覧会解説
花名集
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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