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狗骨科 秦皮譜

引用
『狗骨科 秦皮譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-11316)
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ID
M2005033017435729955
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
狗骨科 秦皮譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 085 狗骨科 秦皮譜
巻次
085-046
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
秦皮、とねりこのき【和名鈔】【本草和名】、たむのき【和名鈔】、たむき【本草和名】、とねりこ、たもミ、たごのき、もてのき、あをたご〈木曽〉、とろねちこ〈江州〉、イワエ〈蝦夷〉、岑皮【本草和名引掲玄操】、樊雞【同書引雜要訣】、昔歴【同上】、梣槻【通雅】、白辛樹【救荒本草】、フラキシニユス、羅甸、ヱツセンボーム、荷蘭、(潅)、諸国原野及ひ武州にてハ本所辺に多し、樹高サ一二丈、枝葉共に対生し、葉ハ一茎ニ五葉或ハ七葉にして形呉茱茰葉に似て薄し、春枝の梢に葉同時に花を生す、黄白色の碎花族生し形接骨木の花に似て下垂す、これ雄木なり、以下数種皆皮を剥て水中に入る時ハ其水怱ち青碧色となる、華夷考に梣取其皮以水浸正青、用洗眼癒人目中、膚翳故色翳青色象也、秦皮類皆然也、薬にハ初の一種、並に雌木なるものゝ皮を用ゆへし、和産上品にして舶来なし、又云、舶来の墨にハ秦皮汁を用て色を助くると云、此事集解にも云う、前に云雌木なるものハ葉尖長なりて花ハ同しく莢ハ槭樹の莢に似て長く下垂す、これ備急本草成州の秦皮なり七/一種、おほしだ〈日光〉、加州、濃州、常州、奥州、日光山中にあり、秦皮に同しく大葉小葉雑り、小なるハ胡枝子の葉の如く、なるハ刀豆の葉の如シ、一茎五葉也、穂をなして花を開く、碎弁の小黄花櫕生す、日光及ひ会津にてハ土人この皮にて諸の器物を造る、灰白色にして白き斑あり
人名
岩崎灌園
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
(灌)
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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