石榴科 桃金嬢科
引用
『石榴科 桃金嬢科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-09056)
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ID
M2005033017001525720
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
石榴科 桃金嬢科
別タイトル / 旧書名
Vol. 063 石榴科 桃金嬢科
巻次
063-016
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
石榴花、花さく間に又実のる故韓退之の詩に五月榴花照眼明也、枝間時見実始成と作れり、単葉(ヒトヘ)、千葉あり、又実甘きとすきと両種あり、千葉なるハ実なし、人のかさり多きハまことすくなく、富る人ハ子すくなきことし、物二ツなから金き事なきのことハりをしるへし、枝をさし、あるひハ根をわかつハ農政全書曰、三月に嫩枝を以て肥土にさしきりに水をそゝけは生す、又曰、根のほとりに石をおけは実多し、時々しけき枝をきりさるし、又いえはく、肥る事をこのむ、糞をそゝくへし、実をむすはさるにハ木のまた、あるひハ根に石を置へし、○篤信曰、根に石多くつめは、実多くして大なり○唐詩画譜曰、嫩枝のながく出たるハきりさるへし、暑月日中に水をそゝけは花盛なり○さす法直なる枝、指の大さのことくなるを長一尺はかりにきりて、下二寸をやき、穴をふかくつきてさすへし、枝のかしらを二寸ほと出してさし後水をそゝくへし、【花譜】/中夏日雨天霽偕少年友登東山閑眺、梅雨初晴気若春、老遊人伴少遊人、背鮐不為登山鞠、歩蠖翻因拾級伸、玳瑁班看湘筍角、珊瑚紅認石榴唇、朝只躡升高屐、不戴林宗折角巾、【陳芝山詩集】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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