メインコンテンツに移動

虎耳草科

引用
『虎耳草科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-08639)
記載例をコピー
CSV
ID
M2005033016521624898
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
虎耳草科
別タイトル / 旧書名
Vol. 058 虎耳草科
巻次
058-107
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
瘧久ク不落ニアヂサイ一両半、葉モ木モ参朱半、是ホドニノリ丸シ、五粒煎薬ニテ用、又センヤクノアヂサイ一両五分、倶ニ一服ニ参少、右■五日ニ五六(度、訂正)匁ホド用ユ、不落コトナシ/問、紫陽花をあちさいと訓する如何、【俳諧多識扁】答、俳書皆是を用ゆ、されど紫陽花ハ白居易始テ名付たるものにして、紫花の桂を云なり、西湖志云、招賢寺僧植桂香、紫可愛、郡守白公号紫陽花、白氏文集紫陽花詩并ニ序あり、曰招賢寺有山花一樹、無人知名、色紫気香芳麗可愛、頗類仙物、因以紫陽花名之、何年植向仙壇上、早晩移栽到梵家、雖在人間人不識、与君名作紫陽花とあり、見るへし、白氏より始まりし名目なる事明らか也、あぢさいとハ大いに異なり、いつの頃よりあぢさいと訓せしにや、よりも付ぬ桂の花と草花と取違へたる麁相千万也、あぢさいハ秘伝花鏡に紫〓球といふものなり、されハ俳書にハつとめて仮名にて書ん事を思ふへし、予亭号も此紫陽花より出て桂の異名を用ひたる也、是ハ業師晹谷先生より賜る名にて朱子の紫陽を用ゆるにハあらす、明末(ミンマツ)より清朝(シンテウ)にいたりて桂と称するハ今の木犀の事也、本名ハ巌桂(ガンケイ)と云フ、古ヘハ桂樹の花を木犀花といゝしより謬まるものなるべし、猶説あれ共俳にかゝわらざれハ弁するに及はず、天馬外卦と云もあちさいの事也、【漳州府志】/あつさゐ、紫陽花、【万葉】、味狭藍、【六帖】、よひら、{【和歌本草提要】、朱書}、【万葉】、あちさゐの八重さく如くやつよにもいませ我せこ見つゝ忍ハん、六帖、茜さすひるハこちたしあちさゐの花の四ひらにあひ見てしかな、四出に咲く物なれハよひらと云、あつハ厚なり、ゐハ藍なり、さハ助字/紫陽花ヲアヂサイト訓スル説、俳徊多識編ニ出
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について

関連アイテム

  • 虎耳草科

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 虎耳草科

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 虎耳草科

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 虎耳草科

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 虎耳草科

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 虎耳草科

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館