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薔薇科

引用
『薔薇科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-08235)
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ID
M2005033016441524092
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
薔薇科
別タイトル / 旧書名
Vol. 055 薔薇科
巻次
055-151
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○柰、頻婆、{和名加良奈之、朱書}●弘景曰、柰江南雖有而北国最豊、作脯食之、不宜人、林檎相似而小、倶不益人●士良曰、此有三種、大而長者為柰、円者為林檎、皆夏熟、小者味渋為梣、秋熟、一名楸子●時珍曰、柰与林檎一類二種也、樹実皆似林檎而大、西土最多、可栽可圧、有白赤青三色、白者為素柰、赤者為丹柰、亦曰朱柰、青者為緑柰、皆夏熟、凉州有冬柰、冬熟、子帯碧色、孔氏六帖云、凉州白柰、大如兎頭、西京雑記言、上林苑紫柰如升、核紫、花青、其汁如漆、著衣不可浣、名脂衣柰、此皆異種也、郭義恭広志云、西方例多柰、家々收切暴乾為脯、数十百斛以為蓄積、謂之頻婆粮、亦取柰汁為豉、用其法采熟柰、納瓮中勿令蠅入、六七日待爛以酒醃、痛拌令加粥状、下水更拌濾、去皮子、良久去清汁、傾布上以灰在下、引汁尽劃開、日乾為末調物、甘酸得所也云云、杜恕篤論云、日給之花似柰、々実而日給零落、虚偽与真実相似也、則日給乃柰之不実者而王義之帖云、来禽、日給皆嚢盛、為佳果、則又似指柰為日給矣、木槿花亦名日及、或同名耳、{此柰ハアツプルナルベシ、朱書}●大和本草曰、柰(リンキン)、林檎ニ似テ小ク少シ長シ、若水云、津軽ニモ信濃ニモアリ、リンキント云、其実日晒シテ遠方ニヲクル、果子トス、味似林檎(リンゴ)甘香シ、治渇治酒病●用薬須知、一本堂薬選共ニコレヲノセス/{ス一、朱書}、李{(スモヽ)、朱書}、{【花名集】、朱書}、野木、三月純なり、八重あり、一重有、花白く細かくつまりて多く咲、木ぶり立のびて花少しのびてうてな青く、ふしふしヨリ梨花の咲如くに小く咲也、小米花の少し大きく咲か如し、殊の外のどかなる花に見へたり、甚花多し
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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