薔薇科
引用
『薔薇科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-08041)
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ID
M2005033016402423709
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
薔薇科
別タイトル / 旧書名
Vol. 054 薔薇科
巻次
054-110
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
五果類、山樝子、サンザシ、{(梅)、朱書}、菓(コノミ)、蓏、応卲カ曰木ノ実ヲ曰菓ト、草ノ実曰蓏、一名〓子、赤瓜子、鼠樝、猴樝、茅樝、〓梅、羊梂、棠梂子、山裏果、山樝、●恭曰、赤爪木赤樝也、出山南申安隨諸州、小樹高五六尺、葉似香葇子、似虎掌、大如小林檎赤色●蔵器曰、赤爪草即鼠樝梂也、生高原、梂似小樝而赤、人食之●頌曰、棠梂子生滁州、二月開白花、隨便結実、采無時彼人用治下痢及腰疼有効、他処亦有不入薬用●時珍曰、赤爪棠梂山樝一物也、古方罕用故唐本雖有赤爪後人不知即此也、自丹漢朱氏始著山樝之功而後遂為要薬、其類有二種、皆生山中、一種小者山人呼為棠梂子、茅樝猴樝可入薬用、樹高数尺、葉有五尖、椏間有刺、三月開五出小白花、実有赤黄二色、肥者如小林檎、小者如指頭、九月乃熟、小児采売之、閩人取熟者去皮核、搗和糖蜜作為樝糕、以充果物、其核状如牽牛子黒色甚竪、一種大者山人呼為羊〓子、樹高丈余、花葉皆同、但実稍大而色黄緑、皮濇肉虚為異爾、初甚酸渋、経霜乃可食、功応相同而采薬者不收也●大和本草ニコレヲノセス●用薬須知曰、山査子和漢共ニアリ、葉似甘棠三尖(ミツカド)有小鋸歯(ノコキリバ)、一種大ナルモノヲ〓子ト名ツク、常用ノ薬品ニアラス●一本堂薬選曰、凡撰〓子以收全熟者連核日乾、為佳去核、曝乾者亦非不可、用時水洗剉細、市肆売者多是蒸熟去皮核、甚損性味、大所不宜、惟自采收左良△弁正〓子即医家所謂山樝子也、医書謬樝為査非也、按本草綱目李時珍曰、山樝世俗皆作査字誤矣、査音槎乃水中浮木興樝、何関、郭璞註爾雅云、〓樹状如梅子如指頭、赤色似小柰可食、音求此即山樝也、世俗作梂字亦誤矣、梂即櫟実於〓、何関、樝〓之名見於爾雅、自晋宋以来不知其原、但用査梂耳、故今拠爾雅云〓繋梅、故標〓子為正名、此邦近来多出、大勝於華産、陳者李時珍又云、一種大者山人呼為羊〓子、此邦未見此種
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
備考
朱書で(梅)
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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