メインコンテンツに移動

桜譜

引用
『桜譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07384)
記載例をコピー
CSV
ID
M2005033016272922412
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
桜譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 048 桜譜
巻次
048-104
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
十六日桜、伊予国松山の城下の北に山越といふ所あり、此所に十六日桜とて毎年正月十六日にハ此桜満開して見事なり、松山より花見とて貴賤群集す、寒気面をそき、余雪梢を封する頃に此さくらのミ色香めてたく咲出れハ、遠近の人ともにもてはやして殊に其名高し、過(すき)し年、先(せん)太守より和歌の御師範京都の冷泉家へ此花を贈り賜ひし事あり、其時冷泉殿御返事の御和歌あり、十六日さくらといふ花を頃しも睦月(むつき)半(なかば)のたよりに折こせしを末の四日に都に来りつきて、色もうるハしく驚くはかりの初花桜の花になん賞翫の辞、きゑのこる、香かと見れハ、年々の、む月半に、さくといふ、初花桜、はつ春の、柳の木のめ、それもまだ、色別そむる、ころにはや、若葉催し、ほころふを、散さぬ風の、たよりもて、こころ乃人の、見せハやと、折こせハこそ、けふ見そめつれ、反歌、初春の初花桜めつらしき都の桜のさかりにそ見る、猶此外に都鄙の詩人歌人俳人なと見る人ことに吟詠して賞翫す、予か彼国に遊ひしは四月の頃なりしかハ花の時に
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について

関連アイテム

  • 桜譜

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 桜譜

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 桜譜

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 桜譜

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 桜譜

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館

  • 桜譜

    伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界 名古屋大学附属図書館