薔薇科 李譜
引用
『薔薇科 李譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-07059)
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ID
M2005033016211521773
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
薔薇科 李譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 046 薔薇科 李譜
巻次
046-034
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
郷名スモヽ、嘉慶子、{麦李、和名佐毛々、朱書}、李、{和名須毛々、朱書}●弘景曰、李類甚多、京口有麦李、麦秀時熟小而肥甜、核不入薬、始熟有南居李、解核如杏子形者入薬為佳●志曰、李有緑黄紫牛水之六品、並甘美堪食、核不中用、有野李味苦、核仁入薬●頌曰、李処々有之、郭瑛註爾雅休乃無実李也、一名趙李、痤音磋乃接慮李也、一名麦李、細熟有溝道、与麦同熟、駁乃亦赤李也、陶氏所謂南居李、今不復識医家、但用郭如杏核者●宗奭曰、李樹大者高丈許、一種御李子、大如桜桃紅黄色、先諸李熟、医家用者亦少●時珍曰、李緑葉白花、樹能耐久、其種近百、其子大者如柸如卵、小者如弾如桜、其味有甘酸苦濇之数種、其色有青緑紫朱黄赤縹綺胭脂青皮紫灰之殊、其形有牛心馬肝、奈李杏李水李離核合核無核匾縫之異、其性有武陵房復諸李、早則麦李御李四月熟、遅則晩李冬李十月十一月熟、又有李春李冬花春実也、按王禎農書云、北方一種御黄李、形大而肉厚、核小、甘香而美、江南建寧一種、均亭李紫而肥大、味甘如蜜、有擘李、熟則自裂、有餻李、肥粘如餻、皆此李之嘉美者也、今人用塩曝糖蔵蜜煎為果、帷曝乾白李有益、其法夏李色黄時摘之、以塩挼去汁、合塩晒萎去核、復晒乾薦酒作飣皆佳●大和本草曰、李花実桃ト一時ナリ、ヒトヱノ白色小花ナリ、八重モアリ、上野下野ノアタリ李花多シテ、甚美ハシ、花ノ時雪ノ如シ、観賞スヘシ●一本堂薬選、李俗呼斯木木(スモヽ)●詩経名物弁解曰、華如桃李、召南何彼穠矣章、丘中有、李、王風丘中有麻章、北山有李、小雅南山有台章、朱註李木名華白実可食△和名スモヽ、種類甚多シ、一種御黄李子ノ色光潤如蝋、味極メテ佳也、花亦美好、李中ノ最上品也、世ニ植ルモノ稀也、徐李●別録有名未用曰、生太山之陰樹如李而小、其子青色無核、熟則采食之、軽身益気延年●時珍曰、此即無核李也、唐崔奉国家有之、乃異種也、謬言龍耳血堕地所生/李、スモヽ、日高郡李村ハ李樹多ニヨリ其名アリ、海士郡別所山中李多栽之、朱李青李アリ、品字箋曰、爾雅翼云、木中之多子者莫若李、故字以木以子、曝書亭集箋註曰、爾雅翼季夏之果、莫先於李、其花比桃尤繁密、三柳軒雑識曰、余嘗評花以為李如東郭貧女/{ス一、朱書}李、全円ナルモノアリ、偏円ナルモノアリ、溝道アルモノアリ、熟スレハ紫色自サク、味美ナリ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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