メインコンテンツに移動

薔薇科 杏譜

引用
『薔薇科 杏譜』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06823)
記載例をコピー
CSV
ID
M2005033016163821313
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
薔薇科 杏譜
別タイトル / 旧書名
Vol. 043 薔薇科 杏譜
巻次
043-031
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
{【林学協会集誌】、朱書}○杏干寺内安秀氏ハ信州埴科郡森村倉科村邊にて各戸屋敷構内又往来端等に杏樹を夥しく植付け杏干(あんすほし)と云ふものを製造す、其方法は四月中旬に至れは開花して七月下旬結果するものを撮(つつみ)採り果實を割り核子を除き日光にて乾かしたる者にて二ケ村にても産額も二千石にて、価格は二萬円内外とす、但し本年の相場にては一升金九銭より十銭にして之を仲買商に毎戸一升又は一斗位宛賣り渡し上州高崎近傍の商家に卸して東京に送るの風習なり、然るに該村々民は譲酒或は他の製品に向け、猶餘益を得んことを希望せり、若し良法あらば教を受けんとて現品見本を添ひ衆評を乞はれたり、宇都宮氏の意見にては、西洋人の称美する所謂「チヤミ」に製造し塩梅(あんばい)を附け鑵詰とし、販売せば、世間の嗜好に適することもあらん、其方法は果実を摺潰し砂糖を適宜に混和し煮揚くる迠の事にて何も六ツケ敷仕事にあらざることを述へられたり【萬年會記事】/杏、形百大小味有酸甘王崇献詩杏花何處最嫣然醉眼摩娑十里煙三日清明新雨後孤村芳草夕陽邊不教蘭管頻開宴雅称風騒與結縁終日尋詩無好況片紅飛人小窓前又一種八達杏仁可生食花千辨可愛【充州府曹県志 四】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
コンテンツ(画像等)のライセンス
メタデータのライセンス
コンテンツの利用について

関連アイテム