梅譜 食用
引用
『梅譜 食用』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-06691)
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ID
M2005033016140121050
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
梅譜 食用
別タイトル / 旧書名
Vol. 042 梅譜 食用
巻次
042-058
本文言語
日本語
内容注記
日付、年代: 享保18年2月 1733, 西暦(キー年代): 1733
翻刻・翻訳
也、香ヨシ、梅譜ニ重葉梅結実多双ト云、是ナルベシ、八月梅秋ミノル、上州ニアリ、シタレ梅、其枝如柳、其花単アリ、重葉アリ△烏丸光広卿ノ百椿図序ニ云、凡日本ニ花ト云ハ桜ニナン、ソレスラ中比ノコトニテ昔ハ梅ヲソ申シタンナルト云ヘリ、又モロコシニテ牡丹ヲ花王ト云ヘト、ソレモ蔡蒙斎カ詩ニハ梅花ニ群花ノ北面スヘキコトヲ作レリ、梅ハ誠ニ花中ノ第一品トスベキモノ也●詩経名物弁解曰標有梅、石南標有梅章、墓門有梅、陳風墓門章、其子在梅、曹風鳲鳩章、朱註梅ハ木名華白、実ハ似杏而酢△和名ムメス、名ウメ、又名コノ花、又名ニホヒ草、又名風待草、又名初名草等ハ万葉集、蔵玉集ニ見ヱタリ、集伝ハ郭璞カ注ヲ引用ヒラレタリ、和漢共ニ梅類極多シ、范至能カ梅譜ニ祥也、古ハ梅花ヲ賞スルコトナシ、但実ヲ用テ籩実トス、周礼乾〓ト云是也、詩ニモ亦実(ミ)ヲ咏スルノミ、本邦ハ花ヲ玩スコ■久シ、古昔ハ花トノミ称スレハ梅ナリ、後世ハ桜ヲノミ花ト云ヘリ、此事八雲御抄ニモ弁セリ、詩ニ二梅アリ、秦風ニ有條有梅ノ梅ハ別物ナリ、後ノ梅條ニ論ス●一本堂薬選曰梅俗呼烏蔑(ウメ)、味酸、人間以半熟梅子、塩水漚過数日生食、俗呼烏蔑(ウメ)慈結(ツケ)、大非所宜、梅諸(ウメホシ)ハ別有本條△消梅、俗呼失捺訥烏蔑(シナノウメ)、又云穀烏蔑(コウメ)、重葉梅、俗称越中烏蔑(ウメ)、又云豊後烏蔑(ウメ)●用薬須知曰烏梅、和名フスベウメ、梅実ノ青時皮ヲ剥(ハキ)、突上(カマドノテフリ)ダシニ掛置テ、薫(フスベ)黒クシタル者ヲ用ユ△白梅肉、ムメホシノ肉ナリ、臘白梅花ノコトニハアラス、フユサキノムメ/「人丸山船形之梅の記」、浥露軒写、享保十八年癸丑春二月、勅願所赤石人丸山別当月照寺
科目
バラ目バラ科
人名
浥露軒
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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