漆樹科
     引用
  
    『漆樹科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-05716)
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ID
              M2005033015550519132
          コレクション内カテゴリ
              
          書名
              漆樹科
          別タイトル / 旧書名
  
            Vol. 035 漆樹科
      
      巻次
              035-020
          本文言語
  
            日本語
      
      翻刻・翻訳
  
            れは、櫨の葉は黄色に成て、後赤みさして、黄紅交りたる色也、是をはじ色と云、鎧にはじの句ひと云是なり、終にて、深紅に染る是をはじもみちと云、うるしの葉はもみぢする事なく、たた枯色に成迄也、紅葉するともみちせぬともみちせぬとにて、はじうるしのわかち見ゆ、○櫨に二種あり、同種なる木にて、一種山はぜと云い、身木のひやかにして、曲りくねりなく、枝しげからす、一種は身木のひらかなる事なく、曲りくねりて、身木ふし多く、枝もしけく、弓にけつるには、山はせを用る也、山はせ、一名しらはせ、とも云、○櫨の木を切てみれは、其切口まはりは、白くして、心は黄也、其心の黄なる所を取て、弓に削る也、今世の弓のそば木に用るも、其心の其心の黄なる所を用る也、木の切口径り四寸はかりなれは、心の径一寸半ならてはなし、弓を削るには、木のふときをえらびて切るべし、以下略/櫨(ハジ)豊後国各郡、【日本地誌提要七】漆科/重修本草綱目啓蒙巻之廿四ノ内、黄櫨、増、実ヨリ蝋ヲ取ル、ハゼニ品類多シ、実ニ大小アリ、実大ナル者ハ蝋ヲ得ルコト多ク、小ナル者ハ少シ、筑前松山ニ多ク作ル、枯山種ト云、上品ナリ、本邦ニテ櫨ヲハゼト呼ブ、琉球国志略ニ櫨一名油樹子可搾油ト云ハ即ハゼノコトナリ、琉球ニハ和語ヲ通用スル故ナリ/{【中陵漫録ノ十】、朱書}櫨植、櫨ハ元来琉球ヨリ来テ、薩州ニ植ユ、是ヲ琉球種トテ人是ヲ貴フ、其葉厚シテ、表裏共ニ潤滑ニシテ、椎或柑ノ如シ、此種子変シテ、種ニアレトモ青茎ニ厚葉ハ元種ニ近シテ実ヲ結フコト甚タ夥シテ上品ナリ、又苗ノ葉
      
      NCID
              BB11014915
          資料ID
  
            10148289
      
      所蔵機関
              名古屋大学附属図書館
          メタデータ提供者
              名古屋大学附属図書館
          資料種別
              和古書
          画像有無
              カラー
          コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
      
  
      所蔵機関
  
            名古屋大学附属図書館
      
  
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