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漆樹科

引用
『漆樹科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-05614)
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ID
M2005033015530618930
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
漆樹科
別タイトル / 旧書名
Vol. 034 漆樹科
巻次
034-040
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
き能腐かし、細に桵み五月梅雨の前に畦の中に入るべし、此年は此侭にて只草の立ぬ様にして置き、明春彼岸の前に別に肥地に畦を作り、二尺許を隔て移植る、是を代出と云、又五月梅雨の前に右の如く厩肥を一本つつに其本に置くへし、是を明後年の春正月二月の間掘起し田圃の傍或は山野の空き地を見立二三尺四方に穴を掘、他木の根又は石塊なとを捨去て随分穴を広く土を柔にして植るなり、此穴も去秋より打越し厩肥を土に雑入て置き、是にて植付る時は格別に繁茂してよし、此明年の秋心を止て枝の多く出る様にして其根本に草の繁茂せぬ様に折々草を取るべし、其木各小枝を多く出し高延ひさる様にして土のしまり少し萎たるは能実を結すものなり、尤花の時は風雨多れは至て速く秋葉落て未た能枯れさる、実は蝋白しかれとも、目に掛て掛目なし、秋深して露を■は蝋黒しと雖も掛目代に重し、此実を取るに如此上に向たる鎌にて竿の先に結ひ付て下より上へつき実の茎を切て落す、しからされは一粒つつに散て拾ひかたし、此茎を取て実一升より蝋出る事十七八両より二十七八両出なり、其法櫖をしほつて蝋を取に相同し、奥州にて其人を得て其法を問ふへし、又其法別に出す/{【動植名井】、朱書}うるし、樶壌、椅、和玉、椅、藻九・二十八、和伝、乾漆/うるしのき、林節、染木、椅/【東京日々新聞】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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