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Download limit exceeded.槭樹科
     引用
  
    『槭樹科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-05173)
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ID
              M2005033015444818061
          コレクション内カテゴリ
              
          書名
              槭樹科
          別タイトル / 旧書名
  
            Vol. 030 槭樹科
      
      巻次
              030-140
          本文言語
  
            日本語
      
      翻刻・翻訳
  
            にはあたらす、さすれば、紅葉ばと遣ひても、重言にならす、難なかるべし、もみで、もみぢ、タチツテトの音通也、かいるてといふに、同意なるべし、此紅葉の文字をもみぢと訓ぜしよりくれないの絹をもみと云事にうつりたるなる歟、猶可考国栖は、吉野山中にて国栖の奏は應神帝より、始りて帝都へ度々参内せし事なれは、おのづと其語都にも交りしなるべし、蝦蟆を煮て上味とせしゆへ、もみといふなり、もみは最味なるべし、應神帝以後かいで、又、もみぢと称せしを万葉時分には、もみや紅葉の事をもみぢと云旨はせしと見へたり、此説は先輩未発の論にして、鑿説壮撰なるべけれは、書載すべからすと言れしなれど、そはこの侭に聞流して、置んも惜むべきなれば記せり、その罪は樨馨是を蒙るべし、又日和寄に紅葉といふ事は、雨にそまり、雨にもまれ、次第に色を出す、故に赤き色を紅(モミ)といふも、そまれりて色をいたすといふ心なり、紅葉の全色なるも又、黄紅ましはるもいまだそめざるも、此もみ出すと云心を専らにして、読むへしと也、後撰集に雁なきて、さむきあしたの露なし、立田の山をもみ出すものは、此歌にて、紅葉とはもみ出すものと合点すへしとさる歌人の語られし也、此心にて、万葉のわがかいるでのもみぢまでとよめるもよくその意わかるなり、かひる手かひでもみぢ、もみづ、万葉以前は一万葉以前は一儀なりしも、知るべからす、万葉以下は右のもみ出その説にあらされば、意を得る事あたわず、此説を正説と心得らるべし、又紅絹(モミ)は揉出して染るもの故、揉出(モミヅ)といふを略したる語也ともいへと、そは信し難き説なり、既に万葉集には黄葉と書てもみぢと訓せり、紅葉と書し
      
      NCID
              BB11014915
          資料ID
  
            10148284
      
      所蔵機関
              名古屋大学附属図書館
          メタデータ提供者
              名古屋大学附属図書館
          資料種別
              和古書
          画像有無
              カラー
          コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
      
  
      所蔵機関
  
            名古屋大学附属図書館
      
  
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