鼠李科 鼠梨集説
引用
『鼠李科 鼠梨集説』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-04800)
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ID
M2005033015375317330
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
鼠李科 鼠梨集説
別タイトル / 旧書名
Vol. 027 鼠李科 鼠梨集説
巻次
027-127
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
木名白石木【唐注】、金鈎木【地志】、枅栱、音鶏拱、交加枝、時珍曰枳〓、徐鍇註説文作〓〓、又作枳枸皆屈曲不伸之意、此樹多枝而曲、其実亦巻曲故以名之曰蜜、曰錫、因其味也、曰珊瑚、曰鶏矩、曰鶏瓜象其形也、曰交加、曰枅栱言其実之紐屈也、枅栱枋粱之名按雷公炮炎、論序曰弊箏淡鹵如酒霑交、註云交加枝即蜜〓〓也、又詩話云子主枝端横折岐出状若枅栱故土人謂之枅栱也、珍謂枅栱乃俗称鶏距蜀人之称桔枸棘滇人之称鶏橘子、巴人之称金鉤、広人之称結留子散見書記者皆枳〓鶏距之字方音転、異爾俗又訛鶏瓜為曹公瓜或謂之梨棗樹、或謂之癩漢指頭崔豹、古今注一名樹蜜、一名木名皆一物也/拐棗、ケンポナシ、符合、農鑿書巻五十五ノ十二丁図説、○按枳〓/ケ{二、朱書}/山野ニ多シ、木大ニシテ高ク聳ユ春新葉ヲ生ス、形円大ニシテ微長、端ニ尖リアリ、周辺ニ鋸歯アリ、紋脈朴樹(ムク)葉ノ如シ、大サ三四寸ニシテ毛アリ、又変シテ岐ヲナスモノアリ、皆互生ス、夏枝梢ゴトニ細花ヲ生シ、後実ヲ結ブ、小枝五ツニ分レ、肉其上ニ纒フテ手指ノ如シ故癩漢指頭ト云、十月ニ至テ熟ス、黒茶褐色味至テ甘シ、其上ニ円子ヲ生ス、形蔓荊子ノ如シ肉ニ核アリ、円扁ニシテ酸棗仁ノ如シ茶褐色/ケンポウ板子〈岩城〉、{ケ二、ケンポナシカ、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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