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鼠李科 鼠梨集説

引用
『鼠李科 鼠梨集説』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-04725)
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ID
M2005033015363017182
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
鼠李科 鼠梨集説
別タイトル / 旧書名
Vol. 027 鼠李科 鼠梨集説
巻次
027-052
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○棗、長きとまるきと二種あり、大なるを薬に用ゆ、熟したる時取て日によく干て後、むして干へし、後にも折々日に干へし、然らされは虫食ふ、熟せされは性悪し、朝鮮棗は実大にして茶を入る、漆器に似たり、故に其器をなつめといふ、形似たれは也、紹鷗利休等か書る物にはなつめ形といへり、後人は略して、只なつめと云、朝鮮棗今此地にも種を伝へてうふ{【筑州国続風土記】、朱書}/なつの、順抄に棗を注したり、夏月にいたるより新芽(ワカメ)を生いいつるもの故にいふなり、御記に歌の題に入たり【国史草木昆虫攷】/収蔵紅棗、大きなる壺を洗ひ浄ふして、能拭ひ乾し酢を煮返し、其内に入一面にあたため酢を去乾し、又煮、油を壺の口に塗、粟稗の藁を一重敷、其上に棗を一重をきめ此幾重も重ねて右藁にて内の廻りまてもよく囲ひ、押付ぬ様にすへし、如此すれは虫出来る事なし、又棗を晒乾し、瓶にて少し蒸せは、虫あるとも死するなり、夫を再び晒乾し新しき壺に入置、時取は授する事なし/棗、邑所産呼南棗疑即安邑難心御棗弘景未見時苦採買今始詳革【義烏県志 巻八】
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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