衛矛科
引用
『衛矛科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-04623)
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ID
M2005033015343916980
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
衛矛科
別タイトル / 旧書名
Vol. 026 衛矛科
巻次
026-120
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
鰾(ニベ)の離なると云気けひなし、雨露に逢は木うるほひて■弓の為にはよし、軍弓に用ゆへし、丸木弓を引ぬ人は引折るるあらんかと云は誤なり、折れぬ為に古より弓に削るへき木を定置て、梓弓以下の名ある也、又木理乃取根にて折るる事なし、丸木弓はそこ強き物なれは、堅き物を貫くに利あり、下略、真木の丸木の弓ト云ハ、まゆみの木の弓也にきりの辺にてまがりたるは、■なるよりも力あるものなり、丸木弓削て試みるへし、檀弓の事、檀弓、古事記、三大実録、延喜式、万葉集、古今集、其外古書に見えたり、檀弓は、真弓の木にて削たる丸木弓也、漆ぬらすして白木のままにて用るを白檀弓と云、白真弓と書も同し物なり、まゆみの木はますの弓の木と云事なと、真弓の木と云ならはしたる也、此木は木理細にして性ねはくしなやかにして、弓の材には甚宜しき木也、物■■真弓の木と云なれ和名抄に檀、和名万由三と有り、葉は玉つはきの如く、葉の先キ丸てして、玉ちはきの葉よりも大也、葉厚し身木も玉椿に似たり、皮をはけは白きあま皮あり、此あま皮にて矢の羽の上(ウラ)はき本(モト)はきをさるを樺はぎと云也、身木削ける色白し、うつぎなとの如し、十月の実を結ふ四つかと有り、四にわれて、中に赤黄色なる粒あり、葉しき少とがつあり
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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