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棟科

引用
『棟科』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-04260)
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ID
M2005033015280416265
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
棟科
別タイトル / 旧書名
Vol. 023 棟科
巻次
023-088
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
枝頭花朶ヲ出スコト長一尺余直止セズ、葉間ニ曲リ生ル、五月細小五弁ノ白花ヲ開ク、半開ニシテ不開、中心青色花底少赤色心ノマワリニ白蘂黄屑アリ、木葉根ニテ味混ク微章悪臭アリ、性温小毒アリ、椿ハモトヨリ本邦ニ多キモノナレトモ、昔人シラズシテ唐山ヨリ種ヲトリヨセ黄檗山ニ栽シト云、香椿ト称スレトモ香気ナク臭気多シ、莢ノ形鳳眼ニ似タルユヘ鳳眼草ト云、椿樗ハ二物ニシテ、形状モ大ニ異ナリ、連出シテ一条トスル者ハ誤ナリ、椿ハ本邦ニ旧ヨリ多キ者ナレトモ、昔人識ラズシテ唐山ヨリ種ヲ取ヨセ黄檗山ニ栽ヘシト云/釈名、香者名椿、集韻作椿夏書作扽左伝作椿、臭者名樗、音玉異切亦作〓、山樗名栲、音考、虎目樹、拾遺、大眼桐、時珍曰、椿樗易長而、多寿考故、有椿栲也/称荘子言ク、大椿似八千歳為春秋是無椿香而、樗臭故、椿字又、作椿其気重也、〓字縦虖其気臭人呵嘑之也、樗亦椿音之転爾蔵器曰、俗呼椿為猪椿北人呼樗為山椿江東呼為虎目樹、亦名虎眼謂、葉脱処有痕如虎之眼目又、如樗蒲子故得此名/薬用ノ椿根皮、舶来ノ者ハ皮厚シテ淡褐色内ニ布紋アリ、薬舗ニ真ノ椿根皮ト呼フ者ハ皮薄シテ褐色、布紋ナシ、是山茶根皮ナリ、用ルニ堪ヘズ、旧ト椿ニ、タマツバキノ古訓アル故ニ山茶花(ツバキ)ヲ椿ト書キ来ルニ、因テ誤ル、キヤンチンノ根皮ヲ真物トスベシ、禹錫ノ説ニ未見椿上有莢者然世俗不弁椿樗之異故、呼樗莢為椿莢爾ト云ハ、唐山ニモ椿ノ実ヲ結フモノ稀ナル
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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メタデータのライセンス
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