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橙橘科 文且譜一

引用
『橙橘科 文且譜一』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03648)
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ID
M2005033015163515058
コレクション内カテゴリ
  • 錦窠植物図説
書名
橙橘科 文且譜一
別タイトル / 旧書名
Vol. 017 橙橘科 文且譜一
巻次
017-105
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
かうじ、柑子也、続日本紀に柑子と見へたり、性霊集に大柑子小柑子あり、大柑子は今の蜜柑也、三代実録に大宰府の例貢といへり、○春盤に用うるは好事の音をかれり{【和訓栞】、朱書}/蜜柑{(ミカン)、朱書}、里の高木にて冬薄葉して、花白くみるにたらすして実なり、大小二種有て紀伊国と云を上とする也、葉にはり有て年を越へて[ ]有{【花名集】、朱書}/三十五、橙橘/○紀州、蜜柑、紀州有田郡の修理川はじめ新堂山田原迫等の各村より北湊ま[ ]日運送する密柑の高は一日一万五千箱位なり、扨例年十月末より翌年三月初めまでの出荷は百五十万箱にて、内訳[ ]八十万箱尾勢両州へ五万箱、大坂二十五万、此余に三十万は箱なしにて京坂播州路へ積出せり、また高日田村湯浅等より積出すもの北湊十分の二三あり、又海部郡加茂塩沢下津浦方大崎等より東京その他諸国へ出すもの三十一万箱、これ則紀州密柑と称するものにて凡二百万箱以上、これを一箱平均二十五銭と見るも[ ]七八万円なりと云ふ{【明治十六年一月二十七日 農業雑誌】、朱書}
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション

伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界

日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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