橙橘科 文且譜一
引用
『橙橘科 文且譜一』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03629)
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ID
M2005033015161315020
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
橙橘科 文且譜一
別タイトル / 旧書名
Vol. 017 橙橘科 文且譜一
巻次
017-086
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○可牟之出字鈔深古所謂多知波奈即是弁其条今俗曰ミカン、字為甘橘蓋甘脱木乎或以味甜名乎柳会意乎、拾遺称ハナカムシ愛花也、鈔深為柑子続紀式既出、正名称此音也、僧空海集曰大ーー宇治物語載其膚粗慢之状 深有乳ーー其上品而韓彦直曰、温州橘者庭訓往来温作雲 鈔有支加波為甘皮省木乎、三代実録有小ーー式同続後拾遺称カラカウシ、今単称カウシ、其下品而同類別種也、時珍本草称苞橘、○鈔深丹有加布知倶為枸櫞今俗マルフシユカン與上条不同、或曰有今俗称カフス者即加布知之転也、拠其説則桂海志所載臭柚也、鈔深丹有詳乎{【名物摭古小識 一】、朱書}/紀州大蜜橘(キシウヲヲミカン)、柑類雖多ト皮肉ヲ食フ者ハ金橘柚、九年母也、柚ハ皮ヲ貴テ肉ヲ不貴、其香ヲ賞翫トス、柑類皆去皮肉ヲ食フ、不食シテ其汁ヲ用ユルハ橙也、其皮肉乾干シテ未トシ疝気ノ薬ニ用ユ、正月ノ節物ニ必用ユルハ代々ノ名ヲ取リテ祝ヒ義スルナリ、九年母ノ皮能ク食滞ヲ治スト云/{按、此稿ハ毛利樹園ノ実譜ニ出ルモノ、朱書}/物類相感志ニ柑子ヲ蔵スルニハ(ヲ、訂正)器内ニ入レ乾キタル内潮沙ニ埋ス置ベシノ説アリ、亦試テ所ナラン(ムベシ、訂正)
人名
毛利梅園
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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