橙橘科 文且譜一
引用
『橙橘科 文且譜一』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-03597)
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ID
M2005033015153614957
コレクション内カテゴリ
- 錦窠植物図説
書名
橙橘科 文且譜一
別タイトル / 旧書名
Vol. 017 橙橘科 文且譜一
巻次
017-054
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
一名条、〓、壺柑、臭橙、朱欒、爾雅柚之大者謂〓曰椴、{〓椴ハ和名ユカン、朱書}、柚、{和名由、朱書}、●恭曰、柚皮厚味甘不似橘皮薄味辛而苦、其肉亦如橘有甘有酸々者名壺柑、今俗人謂橙為柚非矣、按呂氏春秋云果之美者江浦之橘雲夢之柚、郭璞云柚出江南似橙而実酸大如橘禹貢云揚州厥包橘柚孔安国云小曰橘大曰柚皆為柑也、●頌曰、閩中嶺外江南皆有柚比橘黄白色而大嚢唐間柚色青黄而実小、其味皆酸皮厚不堪入薬、●時珍曰、柚樹葉皆似橙其実有大小二種、小者如柑如橙大者如瓜如升有囲及尺余者亦橙之類也、今人呼為朱欒、形色円正都類柑橙、但皮厚而粗其味甘其気臭其弁堅而酸悪不可食、其花甚香、南人種其核長成以接柑橘云、甚良也、蓋橙乃橘類故其皮皺厚而香味苦而辛、柚乃柑属故其皮粗厚而臭味甘而辛如此分柚與橙橘、自明矣郭璞云筏大柚也、実大如盞皮厚二三寸、子似枳食之少味範成大云、広南臭柚大如瓜可食、其皮甚厚染墨打碑可代氈刷、且不損紙也、列子云呉越之間有木焉、其名為〓碧樹而冬青実丹而味酸食、其皮汁止憤厥之疾渡准而北化而為枳此言地気之不同如此、●大和本草曰柚(ユ)山中寒村ニモ宜シ、橘柑ト異リ一種国俗ニ花柚ト云物アリ、其実小シテ多クミノル、花[ ]酒ニウカヘ羹ニ加フ故ニ名ツク、味大柚ニヲトレトモ是亦可賞海/ユヅ
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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