錦葵科

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ハマホウ、Hibiscus hamabo.、ハマボウ、黄槿、ハマボウ、黄槿、｛ハ八、朱書｝／【草木育種後編】浜ほう、琉球より来る、葉円くして、白楊（やまならし）に似たり、花黄色にして秋葵の如し、地に植たるはむしろに包みてよし、二月三月切接にしてよし、托しても活すへし、盆栽は土蔵へ入てよし、立夏の頃より糞水を澆きてよし、実を採り立夏の頃に蒔てよし、植かへは二月よし、砧は木槿にてよし／黄槿【李文鏡文集】、ハマボウ、海辺ニ多産ス或ハ挿木トス、樹ノ大ナルモノ一丈許、葉ハ槿ニ扁リ烏臼葉ニ似テ更ニ厚ク、頭稍斉ク鋸歯アリ、背ニ白茸アリ、夏月葉間ニ花ヲ開ク形全ク木槿ニ異ナラズ、黄色ニシテ内濃く紫色、点アリテ黄蜀葵ノ如シ、本条ヲ仏桑花ノ黄ナルモノト云ハ非ナリ、仏桑花ノ黄花ハ福州府志ノ金木蘭也／纂