錦葵科

日本語

花紅葉斑黄青ク葉青ミコク葉ウラウス青シ／｛秋分花、朱書｝／ボンテンクワ、オダンクワトモ／江島向、ボンテンクワ、小槿花〈江戸〉、コムクゲ、京トハ別、粉紅、答蓋同物／一種、ほんてんくは、をたんくは〈尾州〉、小槿花、和称、文木、大島俗名、ホームマルハ〈和蘭〉、和産のものを未た見す、琉球より来る又八丈島に産すと云、暖国の産ゆへ寒を恐る、冬月窯中に養はされは必す枯る、樹は本槿に似て高さ三四尺瘠て軟くなり、葉は葡萄又構に似て小く面に淡緑色の斑紋あり、秋月葉の間に一花つつ生す、莟の形木槿に似て小く、開くときは五弁淡紅色大さ四分許り厚くして桃花に似たり、後実を結ふ四子並ひ附て大さ麻子の如くにして毛あり／｛潅、朱書｝

「伊藤圭介」の朱印