蟲譜図説八
引用
『蟲譜図説八』(名古屋大学附属図書館所蔵)「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」収録(https://da.adm.thers.ac.jp/item/n002-20230901-02099)
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ID
M2005033014455711759
コレクション内カテゴリ
- 錦窠蟲譜
書名
蟲譜図説八
別タイトル / 旧書名
Vol. 009 蟲譜図説五~八
巻次
009-072
本文言語
日本語
翻刻・翻訳
○頌曰、本出土中升高処折背殻而出、日出則畏人畏、日灸乾其殻不能脱也、至時則墜地○雖数日亦不飲食、飲風露而糞而溺、季春始テ鳴ク、其声紡線ノ音ニ似テ大ナリ、多ク喬木ノ梢ニ在テ鳴ク、ユヘニ其声ヲ聞ケトモ、其鳴ク者蝉ナルヲ知ラズ、知ラサル者ハ松ノ木ニ生スル毛虫ノ鳴声ナリト云、其蝉ノ鳴ク比松ノ新葉ヲ喰フ棘剛子ト云毛虫ヲ生スルユヘ、誤テ毛虫ナリト云フサレトモ毛虫ニアラス、小蝉ナリ、其蝉ナリ、其蝉今図スル如ク小ニシテ芳蜩ニ似テ寒?ヨリモ小ナリ、雄ハ尾ツマリ、雌ハ尾長ク先キ尖ル、羽ハウスクシテ背緑黒、六足アリ、亦黒シ、小暑ノ比ハ絶ヘテ見エス、茅蜩、ヒクラシ、一名、茅?、【畿輔通志】、集解、時珍曰、小而色青緑色者曰茅?、小満ノ比ヨリ始テ鳴ク、此蝉昼鳴カス、日西ニ至リ入ラントスルトキ、又朝日東ニ出ントスルトキ鳴ク、其声清涼ニシテ、炎暑ヲ払フニ足レリ、其{声清、抹消}蝉小ニシテ青緑色、黒点アリ、其羽薄フシテ透明、頭廣ク緑黒相交リテ銅点アリ、六足、此虫口ナシ、針アリ、長サ五六分
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
メタデータ提供者
名古屋大学附属図書館
資料種別
和古書
画像有無
カラー
コレクション
伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界
日本における近代植物学の祖といわれる伊藤圭介の稿本(手書き本)188冊を集めたもので、その中には、錦窠植物図説、採草叢書の他、錦窠魚譜、錦窠虫譜等があります。
所蔵機関
名古屋大学附属図書館
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