装束雛形

神宮関係の装束類の絵図集。丁寧な彩色入りの精図。内容は、「太神宮御衣之御写」として装束の紋様を半丁２図で全９図、冠、黒袍〈夏冬貳具〉、赤袍〈夏冬貳具〉、下襲〈夏冬貳具〉、大口〈紅精好〉、単〈夏〉、裾〈夏〉、単（２種）、大帷〈夏冬貳具〉、表袴〈夏冬兼用〉、白無垢〈羽二重〉、装束箱・石帯〈馬脳／白石〉、蒔絵釼、平緒、笏〈白木櫟〉・檜扇、夏扇・帖紙・覧箱、襪〈平緒〉・浅沓、沓艸履・緒太。以下は「祭服之部」、立烏帽子・風折烏帽子、末広・中浮、浄衣〈横麻呉呂丸〉、直垂〈精好〉、狩衣〈夏冬貳具〉、指貫〈紫紋綾〉〈夏冬兼用〉、挌衣〈夏冬兼用〉、小袴〈紫綾〉、朱傘、朱傘袋、長柄傘・同袋。以下は「供奉召具之部」、細立烏帽子、雑色、雑色単〈麻〉、雑色衣服〈緋平緒〉、白丁烏帽子、白丁衣服〈夏麻／冬木綿〉、白丁、市女笠、折烏帽子、素袍〈麻〉、素袍着衣服〈夏麻冬木綿〉。『装束司高田出雲大掾積書』（175.7-Sy）に付随した絵図集か。