紫金牛科

Japanese

又五七月比つきて根バかりをかむろの内を堀て植、三日程過て鉢に充、唐室ニ入べし、此ことく皮と身の間の黄色なる所を半分皮へ付、半分ハ身へ付、よくきれる小刀にてそぎつくべし、これもたちばなのごとくはすにそくべし、同実のまきやう、実をまくにハこやし出あしく、さらにこやしのなき土をふるひて平たき鉢に入みをならべ、またそのうへこまかきふるひにて土をふるひかけ、その鉢のうへにいたをならべ、日なたへをくべし、まきてより五日ほとすぎてよきかげんに水をしよろにてかけ、又そのふたをしてひなえ置べし、夫よりほとすぎてあけミるべし、もし少し土をもちあげたるやうすあれば、又水をふきふたをしてひなたへ置べし、それより廿日あまり過てふたをとりミるべし、め少し出たる時に水をふき、夫よりひかげに置べし、万年青もおなじことなり

サクラソウ目ヤブコウジ科