槭樹科

Japanese

ク肋ニ疼痛病アル、又ハ此根ヲ搗キ、蒲桃酒ト共ニ混和シテ服スルトキハ、直ニ〓解ス、此木ハ「ヤウケン」「ハルストス」方其他ノ器械ヲ製スルノ用アリ、附録、此木ノ最初ノ二種ハ其初生ニ於テハ、液汁モ亦甚多シ、其汁無花菓ノ如シ、然レトモ其性辛辣ナラスシテ、又乳汁ノ味ナシ、「ケレシユウス」「ヲーステンレトキ」及其近郷ノ林中ニ生スルヲ見タリ、第一種ヲ「フランス」語ニテハ、「プランク」トナツケ、長キ花ノ房アリテ、其木白クシテ、堅ク、実ナラス、「ロペル」ハハプラネホーム」ト名ツケ、羅甸ニテハ、「マイヲルコルデー」又キリノトーコム」アンゴイラーセ」イタリヤニテハ「プラトノイ」アクワチュー」諳厄利亜ニテハ「マフレウエフ」テガラートルレーサー」小枝ノモノハ「キリシウス」曰ク、其葉小ニ其木多ク、其皮アツク、或ハ払即斯人ハ「クワレーキ」シユモーレス」ト名クルト雖トモ、フランス」ニテハエラプレ」ト云エリ、度伊都国ニテハ、「アホルン」又「コスソルト」ト云ヒ、「イタリヤ」ニテハ、「アセーロー」ト云イス、パラヤ」ニテハ「アセーロー」ト云、「イスハラヤ」ニテハ「エルアセイレ」ト云ウ、「ロベル」ノ曰ク此木スコツトラント」アンケリヤ