山茶科

Japanese

モツコク、百歩香俗称、野桂同、山瑞香同／｛享保復言、朱書｝／｛木部、【品物類聚】、朱書｝、モツコク、槹〓、【南海諸国記】其葉四時緑也、又浜モツコクアリ、以テ別也、雑木ニノス／筑前新松原村海辺奇所アリ、吾経年モツコクノ喬木ヲミタリ、皆自生ニシテ此近郷皆モツコク自生アルトモ、新松原村ノ如ク三囲四囲ニ及フモノヲミズ、切リテ油ヲシメル舟ニ作ル、甚ダヨシト土民ノ物語ヲ聞ケリ、楽善堂／一、細葉木コク又矮生木コク／もつこく、｛【花名集】、朱書｝、浜木石、高木葉はなめらかにして艶ありて厚く、花白く梅香の甚しき如く香有て実は秋赤くなる浜もつこくとも云ふはあしき葉なり常もつこくを植木にするなり、二十六和名モツコク、モツコク、アカノミノキ八丈、モツコク、ポツホウ、日州、サイマ八丈、石瓜、綱目三十五まで喬木類、野桂【質問本草】、的当ニ非スルトイヘトモ今暫ク従フ、亦丹青樹ニ充ル説ハ未詳、石瓜ノ名佳也ト云丹青樹、不充、西京雑記、五采樹述異記（不充）、石瓜ノ集解ノ説大抵近シ蘭山ノ説佳也トス【草木名鑑】