紫金牛科

Japanese

和名マンリヨウ、本草綱目巻之十三、時珍曰、苗高尺許、葉似冬青、葉皆甚赤、夏月長茂根大如筋、赤色此与百両金彷彿、四時凋マズ、茎円ニシテ紅黒色、葉ハ茶ニ似而園クニ雁歯アリ、長サ／和品、大和本草○右同書珊瑚（センリヤウ）園史及農圃六書ニノセタリ、葉ハ橘及莽草ノ如シ、刻缺アリ、茎長シテ節アリ、夏白小花ヲヒラキ、実南天燭ヨリ小ニ、冬ニ至リテ紅也、陰地ヲ好ム、盆ニ植テ愛玩ス、根ヨリ叢生ス、三月可分種、日ト寒ヲ畏ル、本草綱目雑草中、有百両金恐、与此同物歟／硃砂根、土黒ぼく一升、こやし土一升、植様、【通賢花壇抄】、此合ちにて植鉢の底へかた炭をまき植べし、此まんりゆうハもち方むふかしへたに植たるハせいたかくしてみぐるしきこと限りなし、故に柳の上ヘよしずをならべ、薄日あたるくらゐにしてもたざれバのびすぐるなり、又せんりゆうも同じこと也、冬ハ穴ぐら室へをくへし／硃砂根（まんりよう）【本草】、種々あり、手入ハ大抵百両金に同じ、但し肥土を植る土へ少し加へてよし、折々雨にあてるも苦しからす、あさひに少しあてたるがよし、冬ハ土蔵へ入るなり、｛【草木育種】、朱書｝

サクラソウ目ヤブコウジ科

大和本草