虎耳草科

Vol. 058 虎耳草科

伊藤圭介

Japanese

（■）一とろゝの木、のりの木、アチサイノ類也、三留野産、是白額木也、紫額ノ花白色ナル也、小木にて高三四尺に不過、木柿色也、山沢下湿に生、葉沢うつきの葉に似たり、三葉対生、幅一寸余、長三寸余、葉のへり細小、弱刺有、面背青、茎赤し、又木も沢うつきに似り、七月花開、白色五出し、小花攢リ咲、小花の外に大花有テ小花をかこミ咲く、大花葩丸く、大中小有り、■のことく或ハ三出、或四出、定りなし、甘皮ねばり有、故にとろゝと云、紙を漉に此木を合用て紙のつやを出すと云り、押葉アリ○一種小葉の和有、幅五六分、長寸余リ／【木曽草木■寄】／小、小、小、中、大、外ノ花大形、内ノ花大形、一葉形

バラ目ユキノシタ科

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470.3-I-58(76)